※お客様のプライバシー保護の観点から個人名や顔写真は伏せております。

主人の祖父から引き継いだ大切な土地なんです

この土地は、元々一軒家が建っていた場所なんです。昔はその一軒家に家族と一緒に住んでいました。私はここに嫁いできたんですけど、元々は主人の祖父が製造業関係の仕事で成功を収め、この土地に住み始めました。この土地には祖父の銅像が建てられている、そんな歴史のある土地なんです。

次世代に繋ぐ

主人が亡くなった後も残された一軒家に1人で住んでおりましたが、1人で住むには広すぎるため、少し持て余しておりました。さらに、この土地を息子に引き継ぐことを考えると、一軒家のまま土地を残すべきなのか、相続は大丈夫なのかと考えるようになっておりました。そこで息子に相談して、多くの専門家から様々な提案をして頂きました。その中でもBAMCが1人で一軒家に住む負担の軽減と相続税対策としてマンションを建設する提案をしてくださり、私の要望に一番沿った形での提案でしたので、お任せすることにしました。

マンションの建設が始まると、、、

マンションの建設が始まった際に騒音でご近所に迷惑が掛からないか、閑静な住宅街の景観がマンションで崩れないかなど、古くからお付き合いのある方が近所に大勢いるので、マンションの工事が始まる前は不安でした。しかし、実際に工事が始まると、そこまで大きな騒音もなく、完成したマンションも住宅街の景観に溶け込んでおり、改めてマンションを建ててよかったと実感しました。

建てて良かったです！

広い一軒家に1人で住んでいた時は、どこか寂しさを感じることもありましたが、今はマンションの一室を自分の部屋として使っており、ちょうど良い広さです。マンションに住んで下さった方達も、マンション内で会った際には必ず挨拶をしてくださる良い人達でしたので、よかったです。また今後息子へ引き継ぐ際にも良い形が整ったので、安心しました。

本当にBAMCへお願いして良かったと感じております。マンションは建てて終わりではないので、今後も頼りになるサポートを期待しております。

BAMC メンバーに裏側をインタビュー

私たちはお客様に寄り添うパートナーとして、思いに向き合い一緒に歩むことを使命と考えます。また、税金の変動や経年費用を考慮し、長期的視座からの世代を超えたサポートを重視しております。

今回のお客様は、都内200坪の敷地に一軒家を保有されてお一人暮らし。建物の経年に伴うメンテナンスに加え、ご自身の相続後の不安についてご相談をいただいた為、コンサルティングの一環として、まずは相続税の試算をさせていただきました。
資産の大半をご自宅周りの不動産が占め、保有の現金資産での相続税の支払いが困難であることをご説明。あらためてお客様の思いを伺ったところ、長男家族に迷惑をかけず自立した生活をしたい、引き継いできた土地を次世代に繋げたいとのご意向があることがわかりました。①資産評価を圧縮し、土地を手放さず相続税の支払いができるようにすること。②負の遺産にならないよう長期的事業性を担保した不動産として次世代に残すこと。2点を両立させる必要をご説明し、時間をかけ様々な検討を重ねてまいりました。

※合わせて読みたいコラム_なぜ相続税対策に不動産活用が有効なのか

引き継いだ土地をどう次世代に繋ぐのか、さまざまな選択肢を検討した結果、早い段階でご自宅を住居兼賃貸住宅に建替えをする方向性となりましたが、今回はさらにそこから時間をかけ検討を重ねました。

事業性のみでなく近隣環境との調和を視野に入れ、戸建住宅・共同住宅・民泊・シェアハウスなど、さまざまな可能性を検証。駅から少し離れた立地でしたが、周辺には大きな戸建住宅が多く、非常に閑静な雰囲気です。落ち着いた環境を好む方に気に入っていただける間取りは何か。敷地内にゆとりを持った建物とするため何か工夫できないか。ひとつひとつ課題をクリアにする作業を繰り返しました。

最終的に、土地が持つ個性を最大限に活かす為、アパートに中庭をつくるプランを採用。建物配置をコの字にすることで、全住戸が角部屋となり、閑静な住宅街に溶け込む雰囲気のあるデザイナーズ物件となりました。

周辺相場よりも少し高い賃料設定でしたが、アパートは完成後すぐに満室に。お客様から建替えをしてよかったとの声をいただくことができました。今後、長期的視座にたったアドバイスの重要性がより高まります。管理面、入居率の維持、税金面や相続のアドバイスと、今後もお客様とご家族が安心して暮らせるよう、継続的にサポートしていきたいと考えております。